XF18mm F2 R でスナップ

スナップをする時にどのレンズで挑もうかというのは非常に悩ましい。
というより、僕の場合はレンズを沢山持っている訳ではないので「どの画角で挑もうか」という感覚の方が正しい。

今の手元のメインレンズは換算で約50mmとなるXF35mm F1.4 Rで、他にいずれも換算で約28mm、35mm、75mm、85mmを持っている。
スナップで使うのは28mm、35mm、50mmが基本で、いずれも王道の焦点距離と言える。

スナップの開祖とも言えるアンリ=カルティエ・ブレッソンはライカと50mmのズミクロンで決定的瞬間を残し、土門拳は35mmでライカやニコンを使い「絶対非演出の絶対スナップ」を掲げ、森山大道は28mmのRICOH GRで新宿の街を切り取り続けている。
どのレンズも憧れの人がいるし、実際使うとそれぞれの面白さや良さを日々発見するばかり。

と言っても実際はメインの画角は決まってはいて、50mm→35mm→50mmと変遷し、現在は50mmでのスナップが多い。
だが、そうなるとたまに別の画角で撮りたくもなるのが人間なので、そんな時はXF18mm F2 RをX-Pro2につけ、28mmの広角の世界を楽しむようにしている。

この日も一応XF35mmは持ってはいたが結局取り出すことはなくXF18mmをつけっぱなしにしてスナップをする。
広角なのでスナップをする時は50mmで撮る時よりもぐっと距離を詰めて撮るようになる。
自分の足とカメラの角度で構図を作るのが単焦点の醍醐味な訳だが、得意な距離感とはまた違った感覚が楽しい。

X-Pro2 + XF18mm F2 R / ACROS
X-Pro2 + XF18mm F2 R / ACROS
X-Pro2 + XF18mm F2 R / ACROS
X-Pro2 + XF18mm F2 R / ACROS

XF18mm F2 Rは最初期のレンズなだけあってAFはあまり速いとは言えない。
判断しやすいピント位置をちゃんと狙ってあげればすっと合ってはくれるのだが(音はうるさいけど)、曖昧なわかりにくいピント位置や暗闇となると数秒間ウィンウィンと伸び縮みして最終的に諦めて止まってしまう。(慣れるとかわいく思えてしまう。)
描写も多少甘いところはあるが、このレンズの一番いいところは手にすっぽりと収まるサイズ感で、F2の明るさでこのサイズを実現してくれているのだからとてもありがたい。
スナップをする時は大げさなレンズでなくコンパクトな方が持ち運びがしやすいし周りから警戒されにくい。
スナップシューター向きの良いレンズだと思う。

X-Pro2 + XF18mm F2 R / ACROS

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